こんにちは!ドクターウエルネスです。
「エクオールは大豆から摂れるんでしょ?」
そう思って、納豆や豆腐を意識して食べている方も多いと思います。
実はその努力、ちょっともったいないかもしれません。
というのも、すべての人が大豆からエクオールをつくれるとは限らないのです。
今回は、「食事で摂るエクオール」と「サプリメントで摂るエクオール」の違いについて、わかりやすくご紹介します。
食事でエクオールを摂る:大豆製品に頼る方法
エクオールは、大豆イソフラボンの一種「ダイゼイン」が腸内細菌によって変換されてつくられる成分です。
つまり、大豆製品を食べても「腸内に変換できる菌」がいないと、エクオールは体内に生まれません。
食事のメリット
納豆や豆腐など、手軽で親しみのある食品から摂れる
食物繊維やたんぱく質も同時に摂れる
日常の食事に取り入れやすい
食事のデメリット
腸内環境に左右されるため、摂ってもエクオールが作られない可能性がある
毎日しっかり大豆製品を摂る必要がある
含有量は少なく、安定しにくい
サプリメントでエクオールを摂る:体質に関係なく、必要量を
最近では、エクオールそのものを配合したサプリメントが注目されています。
体内でエクオールをつくれない「非産生者」でも、サプリなら直接エクオールを摂ることができます。
サプリのメリット
体質に関係なく、エクオールを確実に摂取できる
含有量が明確で、必要な量を安定して補える
更年期世代や美容目的で、成分を意識的に摂りたい人におすすめ
サプリのデメリット
食事と比べてコストがかかる場合がある
毎日の継続が大切(習慣化が必要)
商品によって品質にばらつきがあるため、選び方に注意が必要
「私はつくれる?」を知ることがスタートライン
実は、日本人女性の約半数がエクオールを体内でつくれない体質といわれています。
気になる方は、自分の体質を知るエクオール検査を一度受けてみるのもおすすめです。
体質×ライフスタイルで、エクオールの摂り方を選ぼう
「つくれる人」かどうかは人それぞれ。
でも、どちらのタイプであっても、今は自分に合った方法でエクオールを摂る選択肢がある時代です。
無理なく、賢く、あなたらしい方法でエクオール習慣を取り入れてみてくださいね。